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【おすすめ】建設労働組合管理システム導入のすすめ

建設労働組合では、建設業に従事されている組合員(一人親方や職人さん)そしてそのご家族の生活や健康・権利・仕事など、くらしを守るさまざまな取り組みを行っております。

組合によって違いはありますが、組合国保や労災保険や年金保険の取り扱い・建設業退職金共済制度(建退共)の取り扱い・健康診断・許可申請・各種生活相談・資格取得やスキルアップのための各種講習会の実施・レクリエーションの実施・仕事の確保運動・賃金運動など多岐にわたります。内容によっては専門性が高く、属人化傾向が強くなり、後任の方への引継ぎが難しくなります。また、組合によっては少人数編成で上記業務を行っているため、すべての業務に手が回らないといったご意見も聞いたことがあります。そこで、業務のスリム化を行うためのおすすめの建設労働組合管理システムをご紹介いたします。

【おすすめ】これで課題も少しは解決!?建設労働組合管理システム

当社が自信を持っておすすめする代表的なシステムには以下①~③のラインアップがございます。

組合国保管理システム

組合員やご家族の情報を管理し、組合費や保険料等の収納管理を行うために必要なシステムが組合国保管理システムです。

ご本人やご家族のさまざまな情報を一元管理できます。その情報を基に、家族の増減や加入や脱退の異動情報更新による保険料自動計算を行います。また、年齢に応じた保険料変更も自動作成が可能となっております。加入者名簿や分析リストの出力も可能です。さまざまな機能毎に権限の設定ができますので、セキュアな環境の下、運用して頂くことが可能です。

労災保険管理システム

労災保険とは労働者が業務上や通勤途中に負傷した場合や疾病にかかった場合、障害が残った場合、または不幸にも死亡された際に、被災労働者やそのご遺族に対して必要な保険を給付する国の制度です。この労災保険の申請業務等を行うシステムが労災保険管理システムです。

組合員の保険情報等などのさまざまな情報を一元管理し、年次更新処理や分割収納設定(最大12分割まで可能)や履歴情報の参照等行うことができます。上記、組合国保管理システムとのデータ連携も可能です。

共済給付金システム

建設労働組合ではさまざまな共済給付を行っています。例えば、入院通院給付や住宅災害見舞金や結婚祝い金や出生祝い金等です。この共済給付を行うシステムが共済給付金システムです。

給付状況の確認や履歴管理・帳票(給付通知状や内訳・健康診断や高額医療状況)の作成印刷等が挙げられます。これらは組合毎に科目や給付条件が異なりますので、その組合に合わせたシステムの導入が好ましいと思います。こちらも上記組合国保管理システムとのデータ連携が可能です。

簡単に建設労働組合管理システムの内容をご説明させて頂きました。それらに共通して大事となるものです。それは組合員とそのご家族の情報管理にあります。情報管理を徹底すれば、情報の一元管理と共有ができるようになり、さまざまな機能の基本となります。

そこで次に、多機能な建設労働組合管理システムの特長の一部をご紹介します。

【おすすめ】建設労働組合管理システムの特長事例

その⓵:保険料の自動計算が可能

基本的なパーソナル情報はもとより、その情報を基に組合費や保険料等の収納管理を行います。そこでひとつ課題となるのが保険料の計算です。従来であれば保険料の計算は手計算で行いますが、家族の人数で金額が変わってきます。また、年齢による種別変更や家族の増減があるたび再計算の必要が出てきます。それにより都度年齢や家族人数のチェックをしなければなりません。手間がかかりますよね。

また万が一チェック漏れ等のケアレスミスが発生すると、追加請求や返金処理をしなければならず、本来行う必要のない事務作業が増えてしまいます。

人的コストをこれまで以上にかけて二重チェックすることも一つの手段かもしれませんが、一人当たりの生産性は下がってしまうかもしれません。そこで、おすすめしたいのが建設労働組合管理システムの導入です。

導入することにより、組合員情報やご家族の情報を入力することでこれまで手計算していた保険料を自動計算することができます。手計算の手間を省き、ミスを大幅に削減できます。ただし、自動計算に必要な情報の入力に誤りがあれば自動計算された保険料も間違ってきます。手入力箇所のチェックは必要ですが、これまでに比べ手間は抑えられますのでおすすめです。

その②:パッケージ製品の優位性

一から構築するオリジナルの建設労働組合管理システムとなると、莫大なコストがかかります。また、構築から導入までに長期的な期間を要します。システム稼働時に不具合が起こることも予想されます。弊社の建設労働組合管理システムは導入実績も多くあるパッケージ製品となりますので、低価格且つ短期間でのご提供が可能です。また、カスタマイズにより各組合独自の業務に合わせた対応ができ、安定稼働が望めますのでおすすめです。これまでの長年培ってきたノウハウで、ご納得頂けるパッケージソフト(カスタマイズ可)をご提供させて頂きます。

【おすすめ】建設労働組合管理システム導入形態の変遷

これまで全国100組合以上(支部含む)の建設労働組合に弊社建設労働組合管理システムのご導入を頂いておりますが、徐々に導入形態にも変化が見られてきました。

以前はオンプレミス版の導入がスタンダードでしたが、クラウドの認知度とセキュリティレベルの向上によりクラウド版を選ばれる組合が増えてきています。オンプレミス版にはオンプレミス版の、クラウド版にはクラウド版の特長がございますので、簡単にそれぞれの特長を纏めてみます。

『オンプレミス』

サーバーに直接LAN接続するため通信速度は速いです。また、組合ごとに独自性のあるカスタマイズが可能です。建物内にデータが保管されているので安心もできます。一方で、サーバーを購入する形ですので初期導入コストは高くなり、数年でリプレイス及びデータ移行が必要となるほか、定期的にサーバー運用時の保守・点検が必要となってきます。

『クラウド』

クラウド版はサーバーの運用・管理が不要のため、サーバートラブルが生じてもメーカーサイドが対応します。また、サーバーの購入が不要ですので初期導入コストがオンプレミス版に比べ低価格というメリットがあります。情報漏洩に対するセキュリティも高くなったこともクラウド版の増加の背景にあるのではないでしょうか。一方で、サーバーとの通信速度はインターネット環境に依存してしまう点やシステムのカスタマイズに制限がある点はデメリットとして挙げられます。

いかがでしょうか?オンプレミス版とクラウド版それぞれに良し悪しがあるかと思いますが、相対的に見るとクラウド版の需要が高くなる理由も納得できます。

組合にとってどちらにスケールメリットを感じられるか、ご検討頂きたいと思います。

まとめ

さまざまな業界でシステム化は進んでおり、その背景としてコストの削減・業務の標準化・効率化はその目的のひとつといえるでしょう。これが徐々に浸透してくることによって、業務の属人化を防ぎ、異動の際もこれまでよりスムーズな引継ぎが可能となります。さらに、業務の見直しとムダの削減で、働き方改革を助長することにも繋がります。

おすすめの建設労働組合管理システムを導入すれば、組合業務のスリム化や効率化を実現できます。ぜひ、一度、情報収集をされてみてはいかがでしょう?

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